働き始めて三年たった今の僕から、新入社員の頃の自分に伝えたい5つのこと

みなさん、こんにちは。

 

管理人のけんたろうです。(⇒プロフィール)

 

気が付けば働き始めて丸三年が経ちました。振り返ってみるとこの三年間は本当に色々なことがありました。だからといって、この三年で何か大きなことを成し遂げたわけではないし、人に偉そうなことを言える立場でもないので、今の新入社員の人たちを捕まえて偉そうに説教を垂れようなんて恐れ多い。

だから、あくまで「今の自分が新入社員だった約三年前の自分に対して」伝えたいことを、つらつらと5つの項目に分けて書いていこうと思います。

 

1、「教えてもらおう」という姿勢は捨てよう

就活中も入社後も僕は「会社は僕たち新人をしっかり教育してくれるものだ」と考えていた。これはたぶん、僕に限らずに多くの就活生や新入社員が思っていることだと思う。

しかし、僕がそうだったように大多数の人は当てが外れることになる。

 

今の会社は大きな会社を除いて新人をみっちり教育してあげられる体力なんかないし、先輩たちも働き方改革だ何だで労働時間は減っていて新人にゆっくり教えてあげられる余裕はない。OJTだ何だと言っていきなり仕事を投げられ、「わからないことがあれば聞いて」と放置されるのが関の山だ。

 

何より、上司になるであろう年代の人たちは高度成長期の、企業も日本経済も成長著しい時代を働いてきた人たちで、その頃は「俺の背中を見て、技術を盗んでいけ」といった一子相伝の伝統工芸品でも作っているのか、と突っ込みたくなるような教育を受けていたようだ。(決して一子相伝の伝統工芸品を馬鹿にしているのではございません。)

そういった人たちはもちろん、自分が受けてきた教育を同じように新人に対してする。そうして教育されてきたのが30代の先輩社員。

もちろん、その人たちも同じことを新入社員にしてくる。

そして、やっとこさ登場するのが僕たち「ゆとり」世代だ。僕たち「ゆとり」世代はこの昭和感あふれる教育に対して疑問を抱く。そしてこう尋ねる。

「もう少ししっかりと教育してもらえないものでしょうか。」

 

そうすると、あの決め台詞が出てくる。

「教えてもらえるなんて考えが甘い俺たちの時代は先輩の仕事を見て技を盗めと言われてきたんだよ。これだからゆとりは」

 

なぜこんなことを書いているのかって?実際に僕が先輩からそう言われたからだ。笑

 

教えてあげれば新人であっても10分もあれば出来るような仕事を、「俺の仕事を見て学べ」みたいなわけのわからんことを言って新人を放置すると、新人は1時間も2時間もその仕事を苦しみながらやることになる。それは会社にとっても新人にとっても不幸なことであるのに、それがわからないらしい。

 

長くなったが、結局何が言いたいかというと「会社に教育してもらえるなんて期待するな。そんな暇があるなら黙って自分で勉強しろ」ということだ。

僕はこのことに気が付くのが遅すぎた。そのせいで何か月も無駄にしてしまった。

(ちなみに、リクルーターをしていると「社会人になったらもう勉強なんかしたくない」という学生がしばしばいるが、僕から言わせるとその考え方はありえないし、改めたほうがいい。自分自身を守るためにも。)

 

もし、「こんなことは嘘っぱちだ。会社も上司も先輩もしっかり教育してくれる」と思ったあなた。

あなたは最高に運がいいのだ。いい会社、上司、先輩に巡り合えたのだ。今の環境に感謝し、日々仕事を頑張ってほしい。

 

 

2、やるからにはNo.1を目指せ

昔、和田一郎さんという人のブログに「新人時代から社長を目指して全力疾走すればよかった」と書かれている記事を拝見した。

確かに、No.1を目指して最大限の努力をする、ということは大事なことだ。

 

僕は新入社員時代から今の会社の社長になんかなりたくなかったし、今も別になりたくない。(なりたいと言ってなれるかは別問題として)

それでも、新人のころは部長くらいまでは出世したいと考えていた。それが、今となってはそれすら思わなくなってしまった。

管理職としてチームを動かし、プロジェクトを成功へ導く、という成功体験はもちろん興味深い。

でも、いつも疲れ果てた顔をしていて、いつ会社に来ていつ帰っているのかもよくわからない今の部署の管理職を見ていたら、そんな興味なんかぶっ飛んでしまった。

 

僕のような考えを持つ若者は結構いるらしい。実際、「管理職になりたくない若者」みたいなワードで検索をかけるとたくさんの記事が出てくる。

オジサン達からの「これだから最近の若いのは」というボヤキが聞こえてきそうだが、そう思ってしまったものはしょうがない。僕だって辛いのだ。

「出世して管理職になり、果ては社長になってやる!」という目標はある意味、サラリーマンとして働く上で最も健全な目標なのかもしれないが、その目標を完全に見失っているわけだから。

 

じゃあ、何を目標に頑張ればいいのか。僕はとりあえず「今の部署で一番技術力のあるエンジニア」を目指している。これだって簡単なことではないし、目指すに値する目標だと思っている。

なりたくもないのに会社のトップだからといって社長を目指して頑張るよりも、よっぽど健全だと思う。

そうやって目標に向かって努力している過程で、経験したことや学んだ知識によって、新たな価値観に気が付くかもしれない。

 

だから、別に無理をして社長を目指せとは言わない。でも、自分の中で、何かで「No.1」になる目標を掲げ、それに向けて精一杯努力してほしい。

 

 

3、自分の思いを大切にしよう

1つ、大切なことを書き忘れました。それは実際に自分が行う仕事について。

僕の会社の同期には「やりたい仕事ではなかった」と言って早々と会社を辞めてしまう人はいなかったけれど、ニュースを見たり知人などから伝え聞く限り、世の中にはそういう人が結構いるらしい。

 

僕は大学院まで何の縁もゆかりもなかったソフト開発の部署に配属され、それがたまたま面白いと思えたからいいけれど、もしそうじゃなかったら三年も同じ部署で仕事を続けられたかわからない。

 

人事部の新入社員教育担当が言っていたように、「やりたかった仕事ではなかった」と言ってすぐに放りだすのではなく、とりあえず全力で頑張ってみるというのは大切だと思う。僕はその結果、ソフト開発の仕事を好きになったし、これからも続けていきたいと思えるようになったわけだから。

でも、どれだけ頑張っても好きになれないなら、さっさと異動するなり転職するなりしていいと思う。いつまでも苦痛に耐えながら仕事をしていても、時間がもったいないからだ。

好きでも無いことを頑張っても辛いだけだし、本当の意味で頑張ることなんかできないと思う。野球は嫌いだけど、阪神好きの父親に無理やり野球を習わせられているからとりあえず頑張って練習しています、という少年が将来イチロー選手のようなトップ選手になれるはずがない。

 

時間なんてあっという間に過ぎるし、「若い」と言われる時期何て一瞬だ。

 

世の中では「石の上にも三年」ではないが、とりあえず三年ぐらいは頑張れよ、みたいな風潮がある。三年以内の離職率なんかが出るのもその影響ではないかと思う。

君の決断に対して他人はあれこれ言うかもしれないが、そんなものはクソくらえだ。あれこれ言う他人は、結局上手くいかなかった時に君の人生の責任を何ら取ってはくれない。そして上手くいかなかった時に「お前が言ったからだ」と他人のせいにすることも、すごくみっともないことだ。いつも責任は君自身が取らなくてはいけない。

ならば自分自身の思いに従って行動するべきだ。自分の人生の責任を取る覚悟があるのならば、君の人生は自由なのだ。(ただし、犯罪などで人に迷惑をかけてはいけないことは言うまでもない。)

 

昨年読んだ「10年後の仕事図鑑」という本の中でホリエモンが「副業なんてダサい。本業で保険かけつつ副業では好きなことをやろうなんて奴が成功するわけない。さっさと会社を辞めて起業しろ」みたいなことを言っていた。

僕がこれを真に受けて会社を辞めて起業して、結果失敗して家族と路頭に迷おうがホリエモンは何も助けてはくれない。

責任を取らないで良い人間は好き勝手なことを言うし、そんな人間の言うことはアドバイスの一つくらいに留めておいて、最後は自分の気持ちに正直になろう

 

幕末の志士、吉田松陰も「志を立てるためには人と異なることを恐れてはいけない」「世俗の意見に惑わされてはいけない」と言っている。

そして「百年の時は一瞬に過ぎない」「君たちはどうかいたずらに時を過ごすことなかれ」とも言っている。

 

君は誰の言葉に耳を傾けて生きていきますか?

 

 

4、信頼を積み上げていこう

信頼を作るのは大変だが無くすのは一瞬、とはよく言われる。

出来る営業マンなんかは「目に見える数字よりも、目に見えないお客様からの信頼の方が大切」なんて言ったりする。まさにその通りだと思う。

 

僕がこの三年で信頼を積み上げるために必要だと思ったことを書いてみようと思う。

 

1、期待を少しでも良い意味で裏切る

上でも述べたが、入社後先輩や上司はきちんと指導をしてくれるような環境ではなかった。なので僕は自分で勝手に勉強をして勝手に必要な知識を身に着けていった。すると2年目になりたてのある日、上司から

「最近、色々仕事が出来るようになってきたじゃないか。まぁもう3年目だもんな」

と言われた。僕はすかさず

「まだ2年目です。」

と答えた。上司は苦笑いをしながら

「そうだっけ?3年目くらいの仕事ぶりだったから間違えたよ」

と言ってくれた。こうして徐々にメインの開発業務にも携わることが出来るようになっていった。

 

2、出来ないことは出来ないという

新入社員時代の教育担当の先輩が、自分のやりたくない面倒な仕事を押し付けてくる人だった。押し付けた後のフォローも全然なかった。わからないと言ってもきちんと教えてはくれなかった。

今考えても新人に一人でやらせるような量ではなかったし、当時の僕も「これ以上仕事を抱えることは無理だ」と思っていたが、先輩の言うことに対して「出来ません」と言うことは、社会ではありえないと思っていたので、言われる仕事は全部引き受けてしまっていた。

その結果、僕はパンクしてしまい、仕事に対してミスが目立つようになった。そして、そのミスの一つで上司から大目玉を食らった。

 

出来ないことは出来ないと言う。助けてほしいときはきちんと助けろと言う。

これ大事。

 

3、ミスをしたらとりあえずすぐに謝る・報告する

昔、客先で作業をしているとソフトのバグが見つかった。

会社に持ち帰って上司に報告しようとしたら、会議だなんだで忙しそうだった。バグ自体は大きな問題になるようなものでもなく、お客さんも全然怒っていなかったので次の日に報告することにして帰社した。

すると僕の帰社後に上司に対してお客さんが「今日の件のソフト修正、いつ完了しますか?」というメールを送ったことで、僕が報告よするりも先に上司がこの件を知ることになり、次の日朝一で呼び出されてすぐに報告しなかったことを怒られた。

 

当然のことですが、ミスしたらすぐに謝り、上司に報告しましょう。(いわゆる、ホウレンソウは大事、ってやつです。)

 

4、感謝の気持ちを伝える

働きだすと、仕事は上手くいって当たり前みたいな風潮があり、頑張っても全然褒められない。「ありがとう」とか「よくやった」とかよっぽどのことが無い限り言われることは無い。

(でもミスしたりスケジュールが遅れたりしたときは怒られることが多い。理不尽なものなのだ)

 

だからこそ、「ありがとう」と言われるととても嬉しいし、そんなことを言ってくれる人のためだったら次も一肌ぬいでやろうとなったり、次も仕事を任せようと思ったりする。

 

だからこそ、お世話になった時はしっかりと感謝の気持ちを伝えるべきだ。

(感謝についてはこの後の項目でも書いていこうと思います)

 

 

以上、ここでは4つを挙げたが、他にもまだまだあるはずだ。相手の気持ちになって、どうしたら信頼してもらえるのか常に考えるようにしていこう。

 

 

5、感謝を忘れない

これは新入社員の頃の自分に対してもそうだが、今の自分自身に対しても言っておきたい。

先ほども少し触れたが、日々感謝を忘れずに過ごしてほしい。

それは同期・同僚や上司、会社に対してもそうだし、家族や昔の友人なんかに対してもそうだ。

 

会社で働いていたら同僚や上司に対してむかつくことや不満なんてものは必ずと言っていいほど出てくる。理不尽なことで怒られたり、意に沿わない仕事を命じられたり、仕事を押し付けられて成果だけ取られたりする。

僕だって今の会社や上司に全く不満が無いわけではないし、昔はそれを仲間内で良く口に出したりもしていた。(この記事にも少しばかりにじみ出ているかもしれない。)

 

準備には十分な余裕があったにも関わらず、自分たちが期限ぎりぎりまで客先に荷物を発送しなかったくせに、結果悪天候で1日着日が遅れたクロ●コに対して「料金をタダにしろ」とクレームの電話をかけさせられたことは苦い思い出だ。

そんな上司も子供が生まれた時はお祝いの品を買ってくれたりしたし、いいところだってもちろんあるのだ。

 

会社に対してもそうだ。よくわからない社風やしきたりで辟易することもある。でも、会社に対して感謝の気持ちをもって接していかないといけない。

こういうことを言うと「社畜」「会社の犬」などと言われそうだが、実際に大卒・院卒の僕たちが就活をして入るような会社というのは恵まれた会社がほとんどだ。そういうところで働けるということは、実はありがたいことなのかもしれない。

それに、会社は一人の社員を雇うのに給料の三倍の経費を使っていると言われている。社員に渡す給料に加えて社会保険や退職金の積み立て、光熱費などの間接費用がたくさんかかる。新卒ならば一か月で70万円くらいの計算だろう。新卒でそこまでの貢献を出来る人はほとんどいないんじゃないかと思う。

 

部署の元先輩にいつも会社の悪口を言っている人がいた。その人は結局転職してしまったが、最後に「俺の出ていった後は、こんな会社は潰れてしまったらいい」と言っていた。

不平不満があって転職すること自体は今の時代珍しいことではないが、仮にも新卒から何年も働いている会社に対して「潰れてしまえ」とは、少なくとも僕は思わないし、こういう人と長く付き合っていきたいとは思わない。

「働かしてやっている」という態度の会社はむかつくが、同じくらい「この俺が働いてやっているんだぞ」といった態度の労働者もむかつく。一体何様なんだと思う。そんなに自信があるのならば独立して一人で稼げばいい。

 

家族に対してもそうだ。お母さんや奥さんが家事をしてくれることは当然のことではないのだ。

 

結局、こういう言い方をするとなんだか精神論みたいで嫌なんだけれど、自分の周りのすべてに感謝して「ありがとう」と言える、そんな人には「○○さんのためなら」と付いて来てくれる人が周りにたくさんいるし、そういう人たちは自然と良い運気がめぐってくる。

 

僕は(ツンデレではないけれど)不平不満があって、それを愚痴ってしまうこともあるが、同時に感謝の気持ちも忘れずにいようと思っている。今の自分があるのは、そういった色んな人たちや経験があったからなのだ。

 

そして、こんな記事を最後まで読んでくれた皆さんにも感謝。笑

 

 

最後に

僕が新入社員時代の自分自身に5つアドバイスをするなら、という前提で書かせてもらいましたが、結局何だか説教くなってしまい、ごめんなさい。

 

この内容はあくまで僕が経験したことや友人やニュースなどで聞いたことをもとに書いているだけです。僕も皆さんの人生の責任を取ることは出来ません。アラサーのおじさんがこんなことを言っているなぁくらいで聞き流してもらえたらと思います。

ただ、色んな失敗談なんかも書いて恥ずかしい気持ちもありますが、これを読んでくれた若者に何か一つでも役立つこと、心に響くことが書けていれば僕も嬉しいです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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